おもつ太郎

お金の事や、投資、節約術について 自分なりに皆さんのためになる情報を発信していきます!

【投資】その1万円札。破れますか。

こんにちは。

 

最近、勤め先の会社に飛び込みで来た営業ウーマンの笑顔に心を奪われ、

忘れられません。

 

おもつ太郎です。

 

今回は””お金””という概念を歴史的に振り返りながら、

話題の仮想通貨(暗号資産)の可能性について書いていこうと思います!

 

私自身、ちょっと怖くて2017年の仮想通貨バブルには乗れなかったものの、

非常に興味・感動を持ち、BTC、XRP、ETH(仮想通貨の種類)を保有し続けており、

””お金””の価値は大きく変わるように思っています。

 

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当初はやはりセキュリティの面での危惧があった事もありますが、

 

危ない。

 

損するぞ。

 

馬鹿だね。

 

と、皆から口をそろえて言われました。

 

母にも泣かれました。笑

 

一方でお金の歴史含め、お金の事を勉強してきた上で、

非常に面白いイノベーションであると感じています。

 

損する得するかの以前にこの世界に参加する価値を非常に感じました。

 

この大きな波は、

僕の生涯では二度と来ないかもしれない。

 

大袈裟かもしれませんが、

それくらいの意気込みがありました。

 

これ程の確信が持てたのも歴史のおかげです。

 

では、皆様をお金の歴史の世界へご案内致します!!!

 

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■お金の起源

【物々交換】
その昔、集落で猟師・漁師・農家といった得意分野を持つ人々が、

それぞれの得意分野で食糧を多めに確保し、

不得手な分野の食糧等と交換していました。

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しかし、問題は相手が自分の持っているものを求めていない場合には、

当然ながら相手の物と交換は成立しません。

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【物品貨幣】

上記問題を受け、物品交換を行う事になります。

 

物々交換とは異なり、物品交換では布、塩、貝、砂金等、

比較的価値の下がりにくい物品と欲しい物を交換するようになりました。

 

さて、ここまででお金にはどのような役割があると思いますでしょうか。

 

私は価値を交換するためのツールだと解釈しておりました。

 

この認識の上で、

なぜ?鎌倉時代室町時代に国(日本)の銭貨ではなく、

”中国銭”が流通してきたのかを考えた時、

期待は確信的なものになっていきました。

 


 

 

【中国銭の流入

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日本での最古の銭貨は、中国の「開元通宝」という銭貨をモデルに708年(和銅元年)に作られた「和同開珎」が通説です。

 

それから、958年(天徳2年)の乾元大宝まで、

朝廷は財源確保の目的で12種類の銭貨(皇朝十二銭)を発行します。

 

しかし、人々は皇朝十二銭を使用する事を嫌がります。


なぜなら銭貨が粗悪になっても、

物価統制令によって高い値段で売買することが強制されたり、

偽装貨幣の取り締まりと称して役人が物品を徴収したりなど、

この貨幣制度について、人々は嫌気が差していたのです。

 


その影響もあり、

再び、物品交換の手段が使われるようになったのですが、
その状況で流入してきたのが中国銭です。

 


貿易や輸入品として流入し、次第に通貨として流通し始めます。

 

ですが、朝廷はそれを見逃しません。

 

当時の右大臣の九条氏は、

調査として中原氏を向かわせます。

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中原氏報告:かねてより中国渡来の銭が、私たちの国で勝手に売買に用入られた件、

貨幣の偽装は重大犯罪のひとつです。

利用者が作ったものではないといえ、同じ罪です。

当然ながら禁止すべきです。

 

この報告に九条氏は同意し、中国銭に使用禁止令を出し、

これは鎌倉幕府まで当初受け継がれます。

 

ちなみご存じの方も多いかと思いますが、

2018年5月に中国は仮想通貨の取り引きまたは、

広告に対して厳しい規制を設けており、

当時の九条氏の運びが約800年以上の時を超えて、

中国がとっている姿勢と沿うものがあります。

 

しかし、禁止されたはずの中国銭はその後も流通を続けます。


なぜなら、中国銭が一般的受容性を兼ね備えていた為です。

 

 

一般的受容性とは、

受け取った相手が次の相手とも円滑に取引ができる事です。

 

交換手段としてはセオリー上、

一般的受容性を満たせば、どんなものでも貨幣となります。

 

すなわち、鎌倉・室町時代は中国銭こそが、

一般的受容性を兼ね備えていたのです。

 

【中央集権と分権】

 

前述した、一般的受容性を備える方法は大きく二つあります。

 

一つ目は中央集権的権威(政府等)が特定の交換手段に社会的通用力を与え、

人々の信認を得るものです。

 

中央銀行や政府が紙幣や硬貨を発行し、偽造を防ぐ貨幣制度です。

 

二つ目は分権的な仕組みで、交換手段を信認する事です。

これは中国銭が流通したパターンで、

現代の仮想通貨はブロックチェーンという技術を基礎とし、

分権的な仕組みになっております。

 

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鎌倉時代ではいくら幕府が禁止しても、

流通は止まらず、後に中国銭の利用を認める事となります。

 

 

いかがでしたでしょうか。

 

 

現在、投機的なイメージで仮想通貨を購入する方が多いように感じますが、

自分は歴史的に振り返ってみて""お金””に対する新しいイノベーションだと

強く感じています。

 

先日、米電気自動車大手、テスラのイーロン・マスクCEOが大掛かりに購入

した事や、米オンライン決済サービス大手のPayPalが取り扱いを表明するな

ど、ここでいう分権的な一般的受容性を大きく兼ね備える局面に来ており、

お金の価値・歴史は大きく変わるのではないでしょうか。

 

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